スローモーションと夢物語
そろそろ気になってきてますね。
どうしようもなくなってきてますね。
知りたいですよね。
ちょこちょこ出てきた「ハリーポッター」という言葉。
ようやく話せる時がきたので、お話していきたいと思います。
ハリーポッターと言えば、
魔法。
イギリス。
ヴォルデモート。
ホグワーツ魔法学校。
ハーマイオニー。
クィディッチ。
などいろいろあります。
もっともっと大切なことを忘れていませんか?
ハリーポッターには何よりも大切なことがあります。
それは、額の傷跡





ヴォルデモートが近くにいると傷が疼く、あの傷跡。
あの傷はハリーが小さい頃、
誰も防げないと言われている最強の呪い“アバダケダブラ”を防いだ時についた傷だそうです。
そう。
西山にも額に稲妻の傷跡


があるんです。



あれは、ハリーポッター全盛期で文化祭実行委員も学祭シーズンで全盛期の頃。
打ち上げに参加した西山。
ビールを先輩に注がれたら飲むしかない。
そんな強制力があった昔の時代。
飲み会の回数がこれまでも半端なく、先輩の家で宅飲みした時は、ベッドでリバース。こたつでリバース…
本当にご迷惑をおかけしました。
それがあったおかげで、今は美味しくいろんなお酒を飲めるようになりました!
もちろん一次会で帰ることは許されず、
二次会に参加するのが当たり前になっていました。
二次会はいつも、田舎の名もないカラオケ店。
安く歌えて飲めて学生には最高の場所。
確か、朝まで飲み放題だった。
2時間ほど歌って飲んで騒いで、ちょっとトイレへ…
飲みすぎてたのか、千鳥足…
フラフラしながら歩くも、
すれ違う先輩には、
「大丈夫大丈夫」
とタメ口で言いながらもトイレに到着。
田舎のカラオケ店なので、男女共通のトイレが1つしかない。
扉が開いていたので、そのまま入ろうと扉に触れました。
ここから始まるスローモーションと夢物語。
扉に触れた瞬間、上の蝶番が外れているのが目に入る。
酔っ払ってたからか、
「外れてるけど大丈夫やろ〜」
と思ってしまったのが一番の間違い。
私は触れただけだと思っていたけど、
実際は物凄い力で引っ張っていたんだと思う。
扉が私にゆっくりと襲いかかってくる。
「このくらいのスピードだったら避けれるし、当たっても痛くない」
酔っ払った時の思考回路は本当に不思議だ。
扉は、まだ倒れて来ない。
「ほらやっぱり大丈夫だ」
「上の蝶番だけ外れているだけで、倒れるはずがない」
「さぁ、気にせずトイレしよ…ガンッ…う」
ん?
何か当たった気がするけど、気がつけばトイレが目の前に。
なんともなかったのでそのまま小を済ます。
扉も斜めになったまま止まっている。
「ビックリさせやがって…」
と手を洗う。
ポタッ…
ポタポタッ…
天井から何かが垂れてくる。
酔いが回ってきたのか、ここからの世界はモノクロとタイムトラベルの世界。
ハリーポッターとタイムトラベル
ふと天井を見上げてみる。
するとそこには…
何もない。
ただ天井がモノクロの世界観を助長しているだけだった。
ん?
だったら何が落ちてきてたんだろう。
まぁいっか…と
もう一度下を見てみると、
ポタポタッ
ポタッ…
さっきよりも量が多く何かが落ちてきた。
⁇⁇⁇⁇⁇⁇
生温かい。
血…。
これは…ヤバイ…
一瞬酔いがさめたものの、アルコールは徐々に意識を消していく。
タイムトラベル1回目。
いつの間にかトイレからカラオケ店へ移動していた。
床を汚すまいと血を手のひらで受け止めていたことだけは記憶している。
先輩を遠くに見つけ、
「せんぱ〜い、これはヤバイっす〜」
タイムトラベル2回目。
先輩が肩を貸してくれて誰かと話してる。
「救急車呼べ〜!」
「いやいや、待ってたらヤバイやろ」
「俺の車で運んだ方が速い!」
「◯△□×…」
タイムトラベル3回目。
先輩の車の中の後部座席。
「大丈夫ですよ〜何ともないので〜」
と言っていた気がする。
痛くも何ともなかったので…。
タイムトラベル4回目。
何かが聞こえる。
「◯△□×…でいいでしょ、酔ってるし」
ドクターの声で気がつく。
「大丈夫だと思います!」
と先輩。
「何がですか⁇」
一応聞き返してみる。
「麻酔しなくていいでしょ?酔ってるから大丈夫!」
とドクター。
え〜〜Σ(・□・;)
ドクターは、サクサクと額を縫い始める。
確かに全く痛くなかった…。
タイムトラベル5回目。
自宅のベッドで目がさめる。
額には、大きなガーゼが貼ってあった。
夢物語はここで終了。
現実世界へと戻ってくる。
10数年も前のこと。
ハリーポッターが負った傷とは似ても似つかずの傷が西山の額にもまだうっすらと残っています。
それを機にもちろんお酒を飲み過ぎることはなくなった。
あの日までは…。
後日談、
まさかの12針もの大怪我をしていたらしい。
今も元気でここにいるのは、あの時助けてくれた先輩達がいたからです!
ありがとうございます!
…
……
………
ブログを書いてると、
こんな話、誰が聞きたいんだろうかとふと我にかえる。
西山の過去の話など誰が興味があるんだろう。
いや、誰も興味は無いはずだ。
…無駄に、「反語」を使ってみたりする。
まぁいいか。
これから人に会う機会が増えそうなので、
まずはこのブログを読んでもらって、
西山祐二朗とは、こんな人なんだと思ってもらえるようなめっちゃくちゃ長いプロフィールを書いてるつもりで書いていこう。
とりあえず、ハリーポッターとタイムトラベルは…
完。
夢 時々 見失う
そんな楽しいキャンパスライフがずっと続くと思ってた。
でも皆さん、思い出してみてください。
西山の特徴を…。
大きな環境が変わる1番最初の選択はいつの時代も続かないことを。
中学時代は、
「バスケがしたいです…」
とバスケ部に入るも一年で野球の生活が恋しくなり野球部に転部。
高校時代は、
「ギターがしたいです…」
と軽音楽部に入ろうとするも、水球部に入る。
では、この飲んでばかりで騒いでた大学時代は…
「理学療法士になりたいです…」
とまさかの学校を変えようとする私。
ちょうど大学一年生が終わって二年生の始めだったかな⁇
やっぱり長くは続かない西山の特徴がここでも出現。
大学卒業してからでもいいのでは⁇
途中で辞めるのはもったいない!
それは逃げやろ!
などいろんな人々にいろいろなことを言われましたが、
基本的に自分がやりたいと思った事をやってしまうのが西山祐二朗という男。
なんとも自己中心的な生き方をしているのだろうかと自分でも思う。
まだまだ子供だった中学時代、高校時代では、途中で辞めることがカッコいい的な気持ちが少なからずどこかにあった。
人に迷惑をかけるなどとは微塵も思ってなかった。
だがしかし、19歳大学生の西山は違った。
途中で辞めるということで、いろんな人に迷惑をかけることも理解し、
途中で辞めることが人から見たら逃げと捉えられることも知った。
かっこわる〜…
途中で辞めることが恥ずかしくなった。
だから、
「よし!大学を最後まで続けてから理学療法士になろう!」
と…
ならなかった。
ごめん、ジイちゃん。
ジイちゃんがずっと言ってた「続けること」をなかなか出来てない孫なんです。
ずっと農業一筋。
倒れるまで農業をして、
口蹄疫が出るまで牛を飼って、
本当に凄いと思ってます。
もっといろいろと話を聞きたかった…。
これからの西山祐二朗を見守っててくださいね。
さぁそんな大学二年生の西山は、どうやったらみんなから逃げと捉えられないかを考え出す。
「そうだ!先に公言してしまおう」
言った事を達成できなかったら恥ずかしい。
でも、何事もなく達成したら、カッコいいのではないか。
そう考えた西山は、
翌年の4月に理学療法士の学校に入り直すこと。
前期試験までキチンと受けて、全ての教科で上位の成績をとること。
サークルの引き継ぎをキチンとすること。
この3つをいろんな人に言い回った。
この時から、西山のビッグマウスは始まった。
ビッグマウスになることで、自分の心を動かす。
なんてったって、西山はプライドの塊。
何でも知ってて何でも出来る西山さん。
そんな風に思われることが心地良かった。
あっ!
今は逆に出来ないことや知らないことは、得意な人に任せることができるようになりました。
そんな仲間が増えたから嬉しいですね。
みなさんありがとう!
もちろん公約は達成しましたよ!
達成してしまえば、ビッグマウスではなくなるので。
この時から、
目的地に達するまでの目標を明確にして、1つ1つ達成していくという技を身につけた。
よくイチロー選手の小学生の時の作文などがよく出てくるけど、あれですあれ!
目標を明確にする事。
私は19歳でその事を学びました。遅過ぎた…
ちなみに、西山の夢の移り変わりをご紹介!
幼稚園
ケーキ屋さん
小学生低学年
ライオンズの選手
小学生高学年
バスケットボールの選手
中学校
夢を見失う
高校生(怪我をするまで)
鑑識
高校生(怪我の後)
理学療法士
大学1年
夢を見失う
大学2年〜理学療法士になるまで
理学療法士
理学療法士1年目
夢を見失う
理学療法士2年目
予防の世界に関わりたい
理学療法士3年目
自分で何か新しいことをしたいという漠然とした夢
理学療法士4年目
猫背の花嫁さんを綺麗にしたい
理学療法士5年目
理学療法士の質をあげていきたい
理学療法士6年目〜〜 現在
ぬけぬけ病のランナーの心の底からの笑顔をたくさん見たい