本物の「I miss you」
エリッククラプトンの「Tears in Heaven」
唯一弾ける曲。
それがまさかのヒット。
ホームステイ先のお姉ちゃんのクラリネットとセッションすること。
後にも先にも、誰かとセッションしたのはこの時だけでした。
それ以来、ギターは弾いてないな〜。
理学療法士になってから自分の手を大切にするようになって、余計に弾く機会が減りました。
ギターを弾くと指先が硬くなるんです。
今の仕事にはマイナスにしかならないので、これから先も弾くことはないでしょう。
そんな楽しいホームステイもいよいよ終盤。
何か日本食を振舞って恩返しをしたい!
そう考えて持って行ったいたのは、お好み焼き粉とお味噌。
どっちがいいかなぁと聞いてみると、お味噌汁とのこと。
お好み焼き用にと鰹節も持っていってたので、鰹出汁を取るところからお味噌汁を作りました。
家族みんなが食べた時の反応…
…
……
残念ながら全く記憶にないのです。
もしかしたら…
消してしまいたい過去なのかもしれません。。。笑
そんなこんなで、お別れの時。
最後に聞けた本場の…
「I miss you」
「It was so cute」
をハグしながら言われたことは今でも忘れません。
1年間位は、メールのやりとりをしていたけど、なかなかメールだけでは続かないですね。
さて、帰りの空港でお土産を見てると、
不意に出てきた部活の顧問の顔。
私の中の天使は、
「行かせてくれたんだから、お土産くらいは買っていきなさい」
私の中の悪魔は、
「快く行かせてくれなかったのだから、お土産なんか欲しくないと思うゼ」
捻くれ者だったその頃の私は、
もちろん悪魔の囁きに便乗し、買っていかなかった気がします。
無事に帰国し、初の部活動の日。
何事も無かったかのように始まる練習の日々。
高2の冬だったので、屋外プールではさすがに練習できなかったので、筋トレの日と近くのスイミングスクール、市民プールを借りて練習してたりしました。
スイミングスクールは軽々と足がつくので、ちょいちょい疲れたら足をつくことができたので、好きでしたね!笑
その代わり市民プールは水深5m。
帰国してすぐの市民プールで見事に両足をつる経験をしたのを記憶してます。
思い出してもやっぱり水球はきついことの思い出が強いですね…。
そんな水球部は、県内に5校しかなかったので、結構県外遠征に出ていました。
宮崎や大分、熊本。
そんな県外遠征で、またもや事件が…
楽しくパニックさせるといい子に育つ⁉︎
忘れもしない高2の冬〜高3にかけての冬休み。
衝撃の事件が発生しました。
その話をする前に、思い出したエピソードがあるのでそちらをご紹介。
私は両親と男3兄弟の5人家族の次男坊。
なんと、オールB型家族です。
そんな西山家のしつけは厳しく、
…いや…厳し面白くされてきました。
例えば…
小学生の頃、家に帰って靴を揃えずに脱ぎ散らかしたままにしておくと、もちろん怒られます。
1度目は…。
それが続くと…どうなるか。
みなさん想像してみてください。
ある日学校から帰ってくると、
玄関の外に、私の靴だけ綺麗に揃えて外に出してある光景を。
正直笑ってしまいます。笑
外にある靴を家の中に入れるめんどくささに比べると、靴を揃えるほうがよっぽど楽なのはご承知の通り。
私はそれ以来、靴を揃える習慣がつきました。笑
またある時、親と2人でどこかから帰っていた時のこと、
寒かったのでポケットに手を突っ込んで歩いてました。
それを見た母親は、
「転んだら顔を怪我するから手を出して歩きなさい」
もちろん怒ります。
それでも、寒いからポケットに手を入れて歩いてしまいます。
それから数日したある朝、いつも通り小学校へ登校中、
今日も寒いな〜とポケットに手を入れようとした時に気がつきました。
「ポケットが無い((((;゚Д゚)))))))」
そんなバカなと思いポケットを見てみると、
まさかまさかの光景が…。
右のポケットどころか、左のポケット、後ろのポケットまでが…
綺麗に縫われていました。
母親よ…そこまでやるか…笑
今となっては笑い話ですが、楽しく躾けられてきました。
そして、本当に今でも意味のわからない出来事が。
小学生の頃です。
朝起きて時計を見ると、なんとAM9:00⁉︎
遅刻だ!
「何で起こさんとよ〜!」
と母親に激怒するも、母親は気持ちよさそうに寝てたから…と。
ダッシュで準備して、朝ごはんも食べずに家を出た。
案の定周りには、登校している学生どころか、人が全くいない。
やばい…
こんなに寝坊したことは一度もない…
どうやって教室入ろうか…
何て言い訳をしようか…
そんなことを考えながら校門をくぐる。
さすがに9時を過ぎているので、校門で挨拶をしている先生すら見当たらない。
下駄箱に到着するも、人の気配がしない。
そりゃそうだ。
もう1時間目は始まっている。
それにしても静かすぎやしないだろうか…
恐る恐る教室に近寄る。
声がしない。
ドアをそっとあける…
教室にいたのは1人だけ…
えっ⁈
頭の中が混乱する。
パッと時計に目をやると、AM7:15
えっ⁈
さらに頭の中はパニック。
朝起きた時は、AM9:00だったはず。
目覚まし時計だけでなく家全体の時計がAM9:00を指していたのは確認していた。
何が起こってる?
一度冷静になって考えてみる。
…
……
………
もしかして…。
家に帰って母親に事情聴取。
すると母親は爆笑…
何の為に家全体の時計の針を進めたのか、何の目的があったのかは結局わからず…
確かに、いつもついているTVがついてなかったな。
そんなB型家族に生まれ育つと、こんな西山が育ちます!笑
ふと思い出したので、忘れる前に書いてみました。
高2の冬のある事件は次回へつづく。
裸と裸の付き合い+ケロリン桶=笑いたいけど笑えない
それでは、衝撃の事件をお話していきたいと思います。
あれは、高2の冬〜高3にかけての冬休み。
屋内プールを求め、宮崎へ遠征にいきました。
水球部のある高校は九州でも少なく、さらに屋内プールとなると数える程。
宮崎のとある高校の屋外プールは、ビニールハウス的なプールでした。
それはそれで暖かく、水温はやや低めだったのを覚えいます。
温水プールみたいな暖かい温度で泳ぐと、煮えてしまうのではないかというくらい熱くなるので、少し寒いくらいがちょうどいいんです。
事件は、練習試合後の旅館にて起こりました。
遠征に行った部員は7人だった気がします。
当時の当たり前の理論で、白飯をたくさん食べろと言われ山盛りご飯をお腹がはち切れんばかりに食べなければいけなかった。
理学療法士になった今の頭で考えると、白飯食べたからといって筋肉がつくわけはないのですが…
そんな変な理屈が通ってたのが昔の時代。
まぁそれは仕方ない。
事件はその後に起こった。
顧問の先生が急に、
「今日は俺もお風呂に一緒に入るぞ」
今まで一度もそんなことは無かった。
今考えると、もしかしたら、裸と裸の付き合いで先生と生徒の間を埋めたかったのかもしれない。
まぁ、旅館だった為、銭湯みたいに広い湯船があったから特に問題は無かった。
1人…
2人…
洗い終わった部員が湯船に浸かっていく。
3人…
4人…
5人…
6人…
7人…
部員全員が湯船に浸かると顧問の先生が、
「よーし、とりあえず一発芸をしろ」
…
……
………
「はぁっ?」
全員がそう思ったに違いない。
みんなで顔を見合わせていると、
「じゃあ、とりあえず俺から…」
と顧問の先生が言い出した。
男の子の子を股に挟み…
「女の子で〜す」
…
……
………
この状況でそんなお粗末な芸で笑えるわけがない…
もちろん場は静まり返る。
「よし、次はお前がやれ」
頼りないキャプテンに振られる。
「耳を動かすことが出来ます!」
なんとも地味な…
湯気で見にくい状況を分かってないのだろうか。
ヒクッヒクッ。
耳をピクピク動かす頼りないキャプテン。
「お〜すごいなぁお前!」
顧問の先生だけ反応する。
相変わらず部員のみんなは、しらけきってる。
「次はお前だ」
クールでめちゃくちゃ泳ぎの速い部員に振られる。
「…出来ません」
その選択肢があったか!
部員はみんな思ったに違いない。
顧問の先生は、
「そうか…考えとけよ、次はお前だ」
少し機嫌が悪くなった様子。
そんな中指名されたのは、先生に好かれようと媚びているように見える部員。
普段はおちゃらけていろいろと笑わしてくれるので、どんな一発芸をするのか…
「…出来ません」
なにぃぃぃぃぃぃΣ(・□・;)
お前も同じ気持ちだったか…。
「次!」
とうとう私の番が来た。
だかもうやる事は決まってる。
5文字の言葉を言うだけだ。
「出来ません」
「次!」
「出来ません」
「つぎっ!」
「出来ません」
「お前はやるよな?」
「出来ません」
その時だった。
顧問の先生の顔が物凄い形相になったのが確認できた。
それと同時に、黄色いケロリン桶を持ち床に叩きつけた。
バシコーン!!!!!
ガコーンガコーン!!!!!
ケロリン桶は、知る人ぞ知る伝説の桶。
子供が蹴飛ばしても、腰掛けにしてもビクともしない、別名「永久桶」という名を持つ昔ながらの銭湯に置いてあるあの黄色い桶。
さすがだ。
あんなに床と天井を飛び跳ね、怪我1つない桶があるとは…。
それに笑いそうになるがとてもそんな雰囲気ではない。
そのまま顧問の先生は、立ち去った。。。