今回は、ぬけぬけ病だけではなく、
陸上競技をしている人だけでもなく、
スポーツをしている人全員に役立つ内容です。
だってみんな1秒でも速く走りたいでしょ?
少しでもパフォーマンスあげたいでしょ?
さぁ、いってみよう!!
少し長いですが、へこたれずに最後まで読んでくださいね。
スポーツできる人は「センスがある」
センスは生まれ持ったもの?
あの人センスがあるからいいよね〜。
そんな話は聞いたことあると思います。
でも、
そのセンスは生まれ持ったものとして、
どうにもならないと思っていませんか?
はっきり言います。
それは違います!!
センスはsensory。
「感覚」
です。
感覚は、誰しも生まれ持った能力です。
ただ、その能力を活かしきれていないだけ。
感覚は、鍛えられます。
よく考えてみてください。
ワインのソムリエは、
練習して練習してソムリエになるんです。
生まれた時からワインを飲んでいる人は一人もいません。
だから、練習した結果の感覚です。
これは、味覚のセンス(感覚)です。
では、スポーツをする人に必要な感覚は、
一体なんでしょう?
それは、
位置覚と運動覚。何じゃそりゃ( ゚д゚)
自分の手足がどこにあって、(位置覚)
自分の手足がどれくらい動いているのか(運動覚)
を正確に把握していく。
この感覚ももちろん鍛えていくことができます。
ぬけぬけ病のランナーでは、特に、この感覚の精度が落ちています。
ぬけぬけ病のランナーの感覚はどうなってるの?
下の写真は、
片側の足と同じ位置だと思った場所で、
対側の足を止めた時のものです。
これだけの差が出てしまいます。
そんなぬけぬけ病のことに関する内容を呟いていくYouTubeを作成中です。
このYouTubeで、ぬけぬけ病のランナーに負担してもらっている出張費などをまかなえるようにしていきます。
その為には、まずは、チャンネル登録数1000名必要なんです。
ぬけぬけ病で悩んでいるランナーを救うための活動へのご協力よろしくお願いします!
チャンネル登録をポチッとしてもらえるだけで、
とても助かります!
↑画像をタップするとYouTubeの「ぬけぬけ病チャンネル」に飛びます。
コンテンツをまだアップしていないのに、ぬけぬけ病のランナーを救うための活動にご協力していただいている方が15名います。(2019年6月17日現在)
本当にありがとうございます。
※追記:2019年7月5日現在79名になりました
1000名まであと921名!!
※追記:2021年1月に1000名超えました!!!ありがとーーー!
百獣の王の武井壮さんもずっと言っていますよね?
身体を思い通り動かせないで反復練習することは、悪いとは言わないが効率がすごく悪い。。それでスポーツの勝負をすると身体のサイズなどと反復した技術がいかに正しいかの勝負をすごい数のライバルと競っていくことになる。。思い通り動かせる状態なら少ない技術練習で身体の出力強化に注力できる。。
— 武井壮 (@sosotakei) 2016年1月30日
この自分の体を思い通り動かすための材料が、
位置覚と運動覚なんです。
これらも味覚と一緒で感覚なので、
鍛えることができます。
今日のメインディッシュは、これです!!
ズバリ・・・
感覚の鍛え方!!!
感覚ってどうやって鍛えるの?
感覚は人によって違う
あまり知らない人が多いのですが、
あなたが今感じている感覚は、
私が感じる感覚とは全く違うものなんです。
例えば、コレ。
/
↑これはまっすぐですか?
おそらくほとんどの人が、
斜めと答えるのではないでしょうか?
もう一度聞きます。
/
↑コレはまっすぐですか?
何度聞いても
斜めとしか答えが出てこない方は、要注意です!!
自分の視点を柔軟に変えることができないので、
感覚も鍛えにくいんです!
固定概念が強すぎると、
得られる感覚も固定されてしまいます。
その結果、入力された感覚を勝手に予測してしまうんです。
はい。また難しくなってきましたね。
専門分野を説明すると、
どうしても難しくなっちゃうんですよね・・・
あなたには、
「自分の視点を柔軟に変えなければいけない」
と偉そうに言いながら、
私の頭の方がよっぽど硬い。笑
はい。
中学生にもわかるようにしたいので、
もっと簡単にしていこうと思います。
/
これは、
斜めでもあり、
まっすぐでもある。
何故か?
それは、
スマホの画面の縦を基準にした場合、
斜め
と表現されます。
でも、棒だけに着目して、
一本の棒として捉えた場合、
棒の途中から曲がっているわけでもないので、
直線だからまっすぐと言えるわけです。
正確に言うならば、
直線の一本の棒が、斜めになっている。
これは、
見ている人の視点(基準)によって、
捉え方(感じ方)が変わるということ。
例えば、
友達と同じ温度の温泉に入った時に、
「なんでアイツはあんなに熱いお湯に入れるの?」
と思ったことないですか?
例えば、
同じ温度のスープを飲んでる友達が、
「猫舌なんで」
と言う。
物理的には同じなのに感じ方は違うというのは、こういうことです。
感覚ってとっても曖昧。
だから、
感覚を鍛えるのってとっても難しいように思いますが、
コツさえ知っておけば、
その曖昧の感覚をコントロールすることができます。
それは、
感覚を一定にするために、
その基準を定めること。
基準を決めましょう
また、難しいですね。
例えば、
ブラックコーヒーは苦いですよね?
その直前にショートケーキを食べると、コーヒーの苦さがさらに増しますよね?
例えば、
トンネルからの出口は、ものすごく明るく感じますよね?
これらから分かることは、
感覚は、
比較対象との差で感じ方が大きく変わっている
比較するものによって、感じ方は自由自在にかわる
ということ。
コーヒーの苦さは、物理的に変わりません。
でも、直前に甘いものを食べた場合、
甘い状態から苦い状態までの振れ幅が大きくなって、苦味を強く感じるんです。
トンネルに入る前の明るさと、トンネルを出る時の明るさは同じです。
(時間が経ってるので、日が沈んでいるのでは?とか細かいことは抜きです。)
でも、直前に暗いトンネルにいた場合、
暗い状態から明るい状態までの振れ幅が大きくなって、光を強く感じるんです。
このように基準が変わってしまうのが、感覚が曖昧とされている理由です。
だから、
その基準を決めてしまえばいいんです。
例えば、
コーヒーの直前には、同じ砂糖を毎回舐める。
そうすると、振れ幅が同じになるのでコーヒーによる苦味の違いが明確になる。
感覚は、何を基準にするかがとても大事なんです。
なんでもその業界のスタンダード(基準)を知ることって大事ですよね?
感覚も同じです。
では、
位置覚の場合、
何を基準にすればいいのか。
自分の体を基準にすると、とても難しいです。
だから、
視覚情報を基準にしていきましょう!
その為に今すぐ練習できる方法をお伝えしておきます。
位置覚のセンスアップトレーニング
①鏡の前に立って、
②目をつぶって右手を好きな場所にあげます。
③それと同じ位置にくるように左手をあげます。
④目を開けて差があるかどうかを確認してください。
これは、足でも同じことができるので、是非試してみてください。
運動覚のセンスアップトレーニング
運動覚の場合は、動画を撮ってください。
①両手を同時に好きなように左右対称に動かしていきます。
②動画で実際に左右同じ動き(大きさ、速さなど)になっているか確認する
③鏡の前に立って一度左右同じような動きにできるように目で見ながら練習する
④鏡に背を向けて同じ動きをするのを動画にとって確認する
基準を目の情報に合わせる
最初は、目で見て確認して視覚情報を頼りに練習してください。
目で見た情報を基準としていきます。
たまにずっと鏡の前で自分の体を見ながらトレーニングする人もいますが、
スポーツをするときって、視覚情報はほとんど使えません。
自分の身体の感覚だけです。
だから、
徐々に視覚情報を無くして練習していかなければいけません。
その中で、
最初は視覚情報を基準にしていたものを、
徐々に自分の体に基準を移していきます。
例えば、
鏡を見ながらも自分の体に目を向けると、
右の下腹部の力をこれくらい入れると、まっすぐ片足立ちができるなぁ
とか、
肩の力を抜いて、肘の位置関係に意識を持っていくことで、重心の左右のブレを軽減できる
とか。
この方法は人それぞれですので、
あなたに合った方法を見つけてください。
この繰り返しなんです。
自分の体を思った通りに動かすことができない人がとっても多いです。
アスリートは身体が資本です。
迷わず、毎日実践していきましょう!
ぬけぬけ病の情報は、
こちらから↓
https://note.mu/karadadock/n/n7823ae212238
ps.この視覚情報もとても曖昧なのですが、その辺のお話はまたどこかで。。。