局所性ジストニアかな?と思ったら局所性ジストニア専門の理学療法士西山に話を聞いてみよう。

  • 2020年7月10日
  • 2020年7月16日
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この記事は、260名以上の局所性ジストニアの身体を診ている局所性ジストニア専門の理学療法士西山(@plusaseed)が書いています。
今回の記事では、
長距離陸上選手のぬけぬけ病(カックン病、ローリング病、足に力が入らない)
書痙(字が上手く書けない、指が固まる、手首がひっくり返る)
ピアニスト(小指が巻き込む、薬指が曲がる、人差し指がピンと伸びてしまう、親指がコントロールできない)
ギタリスト(ピックの操作が難しい、ストロークの時に手首が返ってしまう)
ドラマー(リズムよく足を動かせない、どんどんリズムが速くなる)
ゲーマー(中指が勝手に曲がる、勝手に指が動く)

といった各種局所性ジストニアの方々に共通しているお話になります。あなたの症状と照らし合わせながら読んでください。
局所性ジストニアは、プロやアスリートなどトップの世界の人が患うものと思っている方もいるかもしれません。私のツイッターの質問箱 (匿名の質問ができますのでご活用ください)に「自分のような一般人でも局所性ジストニアになるんですか?」という質問もたくさんくるのですが、私の結論から言うと、繰り返しの動きをしている人は誰でもなり得る症状です。でも、だからと言ってこの症状を怖がる必要もありません。私は、多くの局所性ジストニアの身体を診てきて、改善していく過程をたくさん見てきました。だから、この記事にはきっとあなたが安心できる材料がたくさんあるはずです。安心して先を読み進めてみてくださいね。

そもそも私自身、こんなにたくさんの局所性ジストニアの方々の身体の使い方が同じだとは想像していませんでした。不思議に思われるかもしれませんが、手でも足でも症状が出る場所が違っても、根本となる問題点は同じのようです。

ということで、この記事では、誰でもなり得る局所性ジストニアを改善していく為の根本となる考え方を知ってもらえれば嬉しいです。

局所性ジストニアを色々と調べて行くうちに、原因不明の難病というイメージが植えつけられている方も多いですが、私はそう考えていません。不安な方も多いので、最初に結論です。

局所性ジストニアは、、、治る
と信じて、私は、いろんな方法を模索しています。実際改善している人も多数いますので、きちんとした方法がもっと確立できれば、大きな問題はない症状なのではないかなと思います。そのために私は、いろんな情報収集を続けています。
それでは早速本題にいってみましょう!本題では、一般的に言われている内容と、西山の見解を交互に載せています。どんな違いがあるでしょうか?おそらく驚くと思います。

局所性ジストニアとは?

局所性ジストニアで有名な東京女子医科大学脳神経外科

局所性ジストニアで有名な東京女子医科大学脳神経外科さんのホームページからの引用です。

局所ジストニアには、字を書くときに手がこわばる書痙、楽器を演奏するときに指や手首が曲がったり、伸びたり、こわばったりする音楽家ジストニアなどがあります。このような手に発症するジストニアは、繰り返し同じ動作を長期間行いつづけることで発症します。そのため、繊細で繰り返し反復訓練を要するような音楽家などの動作によく発症します。音楽家(あらゆる楽器で発症します)以外には、美容師、大工、漫画家、歯医者、時計修理士など多種多彩です。
http://www.twmu.ac.jp/NIJ/column/dynamic_disorder/dystonia.html

どうやらたくさんの職種でこの症状は発症するようです。もちろん私も同じ考えです。私のところに相談される方には、長距離陸上選手や短距離陸上選手、ピアニスト、書痙、ギタリスト、ドラマー、ゲーマー、アイススケート、競歩といった様々な職種の方がいます。

東京女子医科大学脳神経「外科」なので、手術をメインとしているところが私とは大きく違うところ。手術でもちろん効果があったり、反対に2度や3度手術している方の話も聞きます。手術が必要な方も中にはいらっしゃるので、どうしようもなくなったら手術を検討することを私もお勧めします。でも、私の経験上、手術が適応される人は本当に数少ないんじゃないかなと思います。その理由の1つとして、脳のMRIやCTで問題が見つかった人の話を聞かないんです。と言うことは、脳に構造的な(脳の奇形や脳出血や脳梗塞など)問題がないということ。構造上に問題がないなら構造そのものを変化させてしまう手術はしなくてもいいんじゃないかなと思うところではありますが、手術は成功すれば劇的に改善するようです。もちろんその反面、言葉が喋れなくなったとか、歩きにくくなったとか、大きなリスクがあることは充分理解しておいてください。そして、とても大切なことなのですが、、、

外科医に相談すれば手術を勧められ、
神経内科医に相談すれば薬を勧められ、
鍼灸師に相談すると鍼治療を勧められ、
理学療法士に相談すればトレーニングを勧められます。
あなたは、どんな方法を求めていますか?求めている方法が得意な人に相談してください。

局所性ジストニア専門の理学療法士西山の見解

ここからが私にしか書けない内容です。出来るだけわかりやすくお伝えしますね。これは、2020年7月の時点での考え方になります。今後アップデートされたら、改変していきます。

局所性ジストニアとは、脳に構造上の問題がないことから、身体の使い方を間違って繰り返した結果、筋力低下が点在することで、本来の身体の使い方に支障をきたした状態。そして、それに付随する感覚障害。つまり、

局所性ジストニアは、筋力低下により起こる体と感覚の不一致が引き起こす違和感

と考えています。体と感覚の不一致って言われても難しいですよね。
頑張ってわかりやすく解説していきます。
まず、右肘を90度曲げるという動きについて考えていきます。あなたが右肘を曲げたいと思ったその時からすでに脳内では、右肘を曲げるためのプログラムがされているんです。

そのプログラムの中で何が起こっているかというと、

今の腕の位置は身体の横にあって、手のひらが身体の方に向いていて、筋力は10kgあるから、上腕二頭筋の筋力は2kgくらい出せばいいかな。そして、90度に止めないといけないから、止める時には上腕三頭筋の力も必要だな。上腕二頭筋が働くのであれば、肩関節も屈曲してしまうから、その反対の作用をもつ広背筋も必要だな。広背筋が働くのであれば、体幹が後ろに倒れてしまうので、それを防ぐために腹筋も必要だ・・・

というようなプログラムが瞬時に脳内で行われています。本来はもっともっと複雑です。。。
このプログラムに準じて筋肉は活動し始めるのです。でも、この脳の中で起こる一連の流れに間違った感覚が存在していると、間違ったプログラムが筋肉に伝わってしまうので、間違った運動になってしまいます。これが局所性ジストニアの脳内で起こっているエラーだと考えています。

足を前に出したいのに、骨盤や膝が後ろに下がったり(ぬけぬけ病)
指を曲げて鍵盤を引きたいのに、薬指の第二関節が伸びてしまったり(ピアニスト)
文字を書こうとしてペン先を紙につけようとしているのに、手首が反対側に動いてしまい言う事を聞かなかったり(書痙)
ストロークをしようとしてるけど、手首が固まってうまく弦を引けなかったり(ギタリスト)
一定のリズムで叩きたいけど、どんどん速くなってしまったり(ドラマー)

一見症状は全然違うように見えますが、根本となる問題は1つだけ。

どこかに必ず明らかな筋力低下が存在しています。

ぬけぬけ病の場合は、臀筋やハムストリングス、大腿四頭筋、腹斜筋・・・
ピアニストの場合は、総指伸筋や示指伸筋、対立筋、小指外転筋・・・
書痙の場合は、深指屈筋や浅指屈筋・・・
ギタリストの場合は、母指外転筋や手内在筋・・・

もちろんこれだけではなくて、人それぞれの身体の使い方によって全然違う筋肉が筋力低下を引き起こしていたりします。

でもだからと言って、筋トレだけで改善するかというとそうではないんです。そこに感覚の誤作動も生じているんです。この感覚の誤作動がかなり厄介だったりします。

おじいちゃんもおばあちゃんも筋力低下があります。筋力低下があるだけでは、感覚に異変は起こらないんです。では、なぜ局所性ジストニアの方々は、感覚に異変が生じるのでしょうか?それは、、、

筋力低下があることに長い間、気が付いていなかったか

みんなそうなんです。走ってたりトレーニングしたりしているから、まさか筋力低下があると思っていないんです。書痙やピアニストの方々は、指を使うのに筋力なんかそもそも使っていないから関係ないと思っている方も多いようです。でも、実際は、みんな筋力低下がちゃんとあります。「ちゃんと」っていうのもおかしな表現ですが、、、。

だからまずは、手術や薬、ボトックス注射などをする前に筋力をつけてみるのはいかかでしょうか。

もし筋力をつけて改善できるなら試したい!と思った場合は、下記へご連絡ください。
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260名以上の身体を診てきたから言えること。

局所性ジストニアとは?
脳の構造的な問題はなく、その使い方(機能)に問題がある。つまり、一定期間、同じ筋肉ばかり使ってきたために引き起こされたその反対側の筋肉の筋力低下によって、いつの間にか変な体の動き方を覚えてしまっている状態。そして、その筋力低下に気が付いていないために起こる感覚と体の使い方の大きなギャップが存在することにより感じる違和感。

どんな治療方法があるの?

治療方法は気になりますよね。そもそも改善するのかどうかもわからない。色々調べてたどり着いた人もいるかと思いますが、、、最初に一般的に言われている内容を少しだけ記載しておきます。

脳神経外科疾患情報ページのジストニア

下記は、Google検索で、「局所性ジストニア 治療」と検索して出てくる脳神経外科疾患情報ページからの引用です。

治療の最初は抗コリン剤などの薬物治療ですが、劇的な効果はまれです。痙性斜頸や眼瞼痙攣では異常に動いている筋肉にボツリヌス毒素を微量注射し筋肉を麻痺させる治療が用いられます。これらの治療で満足のいかない場合は、手術治療を考慮します。手術治療は症状によって異なります。痙性斜頸ではボツリヌス注射と同様に異常に動く筋肉にいく運動神経を選択的に遮断する選択的末梢神経遮断術が安全で有効であるとされています。また、全身性ジストニアには脳内の淡蒼球という部分を慢性的に電気刺激する脳深部刺激療法が有効です。書痙など手の局所のジストニアには視床という部分を小さく熱凝固する手術が行なわれています。海外では二次性ジストニアに対して脊髄の髄液腔にバクロフェンという薬を持続投与する治療が行なわれていますが、日本では一般的ではありません。ジストニアの手術治療の歴史はまだ浅く、ごく限られた脳神経外科施設でのみ行なわれているのが現状です。
https://square.umin.ac.jp/neuroinf/medical/506.html

つまり、一般的に言われている治療方法は大きく分けて、3つ。

  1. 投薬
  2. ボツリヌス (ボトックス)注射
  3. 脳深部刺激療法(手術)

投薬では、主に筋肉を弛緩させる(緩める)目的の薬が使われます。
ボトックス注射では、筋肉を直接弛緩させる目的。
手術では、活動しすぎている脳の一部分を焼いて活動できないようにする。

薬と注射では、薬の効果が切れるとまた元どおりになる可能性が高く、継続する必要が多いようです。
手術は、一番リスクがあるけどうまくいけば一番早く改善する方法だと私は思います。ハイリスクハイリターン。

私は理学療法士という身体のプロなので、その目線から考えると、そもそも局所性ジストニアになってしまった問題が、繰り返しの動作によるものなのであれば、単純に考えるとその逆の過程を辿れば、元どおりになるはずだということ。

もちろん間違った使い方の期間が長ければ長いほど、時間はかかりますし、発症してからまだ数ヶ月程度であれば早く改善するはずです。

次は比較的新しい最新の治療方法のご紹介です。

nature careers「ピアニストの脳神経疾患“局所性ジストニア”の新しい治療法を開発」

今回、古屋准教授らが開発した経頭蓋直流電気刺激法(tDCS)とリハビリテーションを組み合わせる方法は非侵襲で副作用がなく、繰り返し実施できるという特徴があり、局所性ジストニアの治療の新しい選択肢となりそうだ。
https://www.natureasia.com/ja-jp/jobs/tokushu/detail/336

研究により新たな可能性も見え始めているので、色々と情報を探してみることをお勧めします。

局所性ジストニア専門理学療法士西山が考える治療方法

一般的に言われている治療方法に、筋トレということはどこにも書いていません。当たり前ですが、西山が勝手に言い出したことです。
正しい言葉を使うと、神経筋再教育

局所性ジストニアの問題が、同じ筋肉を使いすぎた結果、その反対側の筋肉の筋力低下が生じていると仮定すると、その筋力低下の筋肉を鍛えることが最優先というのは理解できると思います。

実際に、ピアニストでは、指が巻き込むことで支障が出ています。指が巻き込むということは、指を曲げる筋肉を使いすぎてしまうことで、指を伸ばす筋肉の筋力低下を引き起こしている。中には、指がピンと伸びた状態になってしまう方もいると思います。そのピンと伸びた状態も筋力低下のある筋の策略なんです。これは、長距離陸上選手に起こるぬけぬけ病(ランナーズジストニア)でも同じ状態が存在します。それがカックン病。

思い出してください。小さい頃、友達に膝カックンされる時の自分の体の状態はどんな感じでしたか?
おそらく、休めの姿勢で片足に重心を乗せて、膝が伸びきった状態のところに後ろから膝を押されたのではないでしょうか?この状態で立っている時は、膝を伸ばしていますが、実は膝を伸ばす筋力(大腿四頭筋)を使っていないんです。関節や靭帯の力を使って膝の位置をキープしてるんです。膝を伸ばしているから膝を伸ばす筋肉を使っていると思う方が多いのですが、そうではないこともあるんです。これがこれまで見過ごされていた事実なんです。

そして、実は、膝を伸ばしきった時には、膝を曲げる筋力(ハムストリングスや下腿三頭筋)を使っている場合が多いんです。だから、後ろから膝を押されると、その曲がる力が加わるので、さらに勢いをまして膝カックンとなるんです。これってあまり知られていないですよね?

だから、ピアニストで指を伸ばす筋力低下がある場合、指を伸ばすために指を曲げる筋力で補っている状態がよくみられます。矛盾してそうですが、細かく言うと、第二関節を伸ばすために第三関節を曲げる筋力で補っているという事です。
ピアニストの薬指の伸展 ピアニストの指の伸展

私はこれを作用の転換と呼んでます。本来は屈曲の作用なのに、伸展の作用として働くこの作用の転換がどの局所性ジストニアでも出ています。ちなみに、長距離陸上選手の場合は、こんな感じ。

この作用の転換は、局所性ジストニアの方の大きな特徴でもあるので、自分の体でも同じようなことが起こっていないか確かめてみてくださいね。

というわけで、理学療法士目線での改善方法は、

筋トレ一択です。(もちろんこれだけで改善しない人は、感覚のトレーニングなども必要になります。)

局所性ジストニアの症状を引き起こす原因は?

多くの場所で言われている原因とは?

様々なところで言われているのは、やはり同じ筋肉の使いすぎ。これは、おそらく間違いないと思います。でもそれだけだったら原因不明とか謎の症状とか言われないはずですよね。だから、それに加えて他にも何かしらの問題が潜んでいそうです。
それを見つけるために、ずっと試行錯誤してきました。動作解析器や筋電図などを使わずに、身体を診て触って動かしての繰り返し。6年間かけてようやく、260名以上の局所性ジストニアの方々のデータを集めることができました。すると意外な共通点が見つかったんです。

理学療法士西山の視点での局所性ジストニアの原因とは?

それは、、、ちょこっと前述しましたが、

使いすぎている筋肉の反対側の筋力低下

筋肉って表と裏、内側と外側、前と後ろというように協調的な働きが備わっているんです。片方がアクセルの役割になれば、反対側はブレーキの役割をします。指を曲げる時は、曲げる筋肉がアクセルで、指を伸ばす筋肉はブレーキの役割で収縮しています。
曲げる時は曲げる筋肉だけしか働いていないと思っている方も多いと思いますが、それだと、脳の司令ミスで曲がる力が強すぎた場合、曲がりすぎて関節を壊してしまう可能性が高くなります。それを防ぐために、反対側の筋肉は、常にブレーキをかけています。

専門用語では、アクセルは求心性収縮(筋肉の長さが短くなりながら収縮する)で、ブレーキは遠心性収縮(筋肉の長さが長くなりながら収縮する)と言います。局所性ジストニアのほとんどの場合、この遠心性収縮の役割、つまり、ブレーキの役割の筋肉の筋力低下が存在しているのです。

もちろんこれだけではないのですが、ほとんどの人にみられます。

●長距離陸上のぬけぬけ病では、足を前に持っていく筋肉を使いすぎて、その反対側のお尻の筋肉の筋力低下があります。

●ピアニストのミュージシャンズジストニアでは、中指や薬指を曲げる為の筋肉を使いすぎて、その反対側の指を伸ばす筋力低下があります。

●書痙では、ペンを握る時に過剰な母指の屈筋を使うことで、指の対立筋の筋力低下があります。

そのほかのギタリストも、ドラマーもどんな局所性ジストニアでも筋力低下が存在します。だから、まずは今から始めることができる筋トレをすることが、局所性ジストニアの改善への近道だと考えています。

ただし!!

自己流の筋トレは、残念ながらほとんどが失敗します。
なぜなら、筋トレ中に動いたらいけない部分が動いてしまっていることに気が付けないから。

例えば、長距離陸上で足に力が入らないというぬけぬけ病では、臀筋のトレーニングが必ず必要です。それを自己流でしてしまうと、ハムストリングス下腿三頭筋を使ってしまったりしてしまうんです。そこはまだ気が付ける範囲なのでいいのですが、問題は骨盤の傾き。お尻を鍛える時に骨盤の動きまで出してしまう人がかなり多いのです。その理由が、骨盤がどうなっているかどうかという感覚は、意識されない(意識できる脳の場所にその信号がいかない)からです。感じようとしてもどうなっているのか分からないんです。中には感覚が鋭い方もいるのですが、多くの場合感じ取れません。

じゃあどうしたらいいのでしょうか?

局所性ジストニア専門理学療法士がお勧めする治療方法

  • 今の体の使い方が間違っていることを理解する
  • 筋力低下がどこに存在しているのかを明確にする
  • 正しい方法でのトレーニングを2ヶ月続ける

今の体の使い方が間違っていることを理解する

まずは、これを知らなければ、始まりません。正しく動かそうと思っても、筋力がないので、どうやっても正しく動かせません。それをまずは理解してください。その状態でさらに筋トレの負荷が強いと、体を捻ったり勢いをつけたりしてしまいます。
それをしてしまっては全く意味がないんです。体を捻ったり勢いをつけてしまっては、鍛えたい筋肉とは全然違う筋肉を鍛えてしまってさらに悪化する恐れがあります。きちんと適した負荷量で筋トレをしないと、目的の筋肉は鍛えられません。だから、なかなか改善しない人が多いんです。
それを知らずに負荷量の高い筋トレを自己流でしてしまうと、どんどん悪化します。これまでの有名なぬけぬけ病のランナーで達は、様々な機械や器具を使ってハードなトレーニングをしていたそうです。それでも改善しなかった例を見るとすぐに理解できると思います。あなたも引退した彼らと同じ道を進みますか?

筋力低下がどこに存在しているのかを明確にする

筋力低下がどこにあるのかを知ることで、初めてその筋肉を知ることができます。よくあることなのですが、「自分は筋トレをしてるので、筋力低下はありません」という方。気をつけてくださいね。必ずあなたにも筋力低下が存在しています。世の中に出回っているトレーニングは、体をきちんと使える人がやると効果があるトレーニングなのですが、局所性ジストニアの方は、残念ながら体を上手く使えません。だから、同じような動きをしていても全然違う力を使ってしまうのです。「これは臀筋にきくスクワットですよ」と言われたトレーニングをしてみても、臀筋を使っている実感がなかったり。そんな経験がきっとあると思います。

あっ!もう1つ大切なことがありました!

走ったりトレーニングしたりして、筋肉に張りや疲労がきますよね?その筋肉のことをどう思いますか?

その筋肉を使っているのは紛れもない事実。でもその筋肉を使いすぎているのか、そもそもの筋力が弱いからなのかの判断はどうしますか?この判断が自分1人ではできないので、ほとんどの人が、使いすぎているからと思ってしまいます。だから、その筋肉を鍛えることをしません。でも残念ながら局所性ジストニアで張りがくる筋肉の中には、しれっと筋力低下している筋肉が存在するんです。それを見逃すと、筋トレをしないままなので症状は改善しにくいんです。難しいですよね。複雑ですよね。だから未だに原因不明とされていたり、診断されにくかったりするんです。

正しい方法でのトレーニングを2ヶ月続ける

筋トレをし初めて1週間で、「全然効果がありません」と言われる方もいますが、1週間で変わるのであれば、局所性ジストニアといった診断名がつくはずがありません。そんなに劇的に効果が出る人は、ごくわずか。ほとんどの人は、筋トレをし始めて効果が出るのに2ヶ月はかかります。2ヶ月たってからが本格的に局所性ジストニアの改善トレーニングのスタートです。その2ヶ月しっかりと正しいやり方で、少しずつ負荷量をあげてトレーニングできた人は、必ず何かしらの効果を感じます。

2ヶ月経って初めて上記の様な変化をどんどん感じることができます。

他にも、

ピアニストでは、

と変化を感じ始めます。それが、2ヶ月過ぎてからの場合がほとんどです。

この2ヶ月という期間は、筋力がつく(筋繊維が太くなる)のに必要な期間と言われています。(研究によって6週間〜10週間といった誤差はありますが、私の経験上もだいたい2ヶ月経つことで大きな変化を得られる方が多いです。)

そこまで粘り強くトレーニングを正しい形で適切な負荷をかけながらできるのかというところが最大のポイントになります。

自分は正しい形でできる!と思っている人もたくさんいますが、残念ながら理学療法士が行うリハビリテーション用の筋トレは、ネットで出されている通常の筋トレではないんです。明らかな筋力低下がある場合と、健常な筋肉へのトレーニングは全く違うのです。さらに、やり方をお伝えしても、徐々に徐々にやり方が変わってしまうことに気がつかない方もたくさんいます。だから、動画でのチェックや、zoomなどのオンラインサポートが必要なんです。

自己流でのトレーニングでは、効果が少なくなってしまう場合が多いので、しっかりと専門家のアドバイスをもらいましょう!

局所性ジストニアの専門家と言えば、理学療法士の西山祐二朗です!

試しにYouTubeで「局所性ジストニア」と検索してみたら、ぬけぬけ病チャンネルが、上位5位中、1位、2位、4位、5位と4つを独占していました。

是非検索してみてください。

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