











足に力が入らないと思ったら・・・
まずは、これでチェックしてみよう!
数分でチェックできます。
Runner’s Dystoniaセルフチェック
その1:痛みがない
ぬけぬけ病は、痛みをともわないことが大きな特徴です。
痛みがないのに、うまく走れない。
これが選手を苦しめる要因の1つです。
ぬけぬけ病の症状が出ているにも関わらず、
我慢して走ってきたランナーは、
かばって走ってきたので、その過程で何かしらの痛みが出てしまうこともよくあります。
大事なのは、順序です。
先に痛みが出てから抜けの症状が出たのか、
抜けの症状が出た後に痛みが出たのか。
これによって、施術時の介入順序が変わってきますので、はっきりさせておいてくださいね。
その2:違和感が出る直前に何らかの怪我をした
これも大きな特徴の1つ。
抜けの症状が出る直前に反対側の足を怪我しているランナーが7割くらい。
続いて、同側の足を怪我しているランナーが2割くらい。
怪我ではなくインフルエンザなどでの病み上がりが1割くらい。
残りの1割が本当に原因不明。
その3:トラックで違和感が出やすい
違和感が出やすい順位として、
トラック>ロード>クロカン
圧倒的にトラックが出やすいんです。
その理由として、
トラックってほぼカーブなんです。
これを知らない陸上選手が多いことにびっくりしました。
それなのに、カーブを回る練習って全然されていません。
カーブは、股関節や骨盤周囲の使い方、上半身の使い方が大事なのですが、
カーブ用の身体の使い方の練習をしてこなかった選手が大半で、
カーブを回る為の基礎筋力が足りていません。
トラックの急なカーブには対応できないんですね!
ロードはそこまでの急カーブはありませんよね。
カーブの走り方も今後ブログやぬけぬけ病チャンネルでお伝えしていきますね!
カーブの走り方などの解説はこちら↓
ギンしゃん カーブを走ると、絶対足が抜けちゃうんです〜〜 キリじろう ふむふむ。そんなに知りたいならカーブの極意を教えてあげてもいいぞ? ライ吉 意地悪言わずに教えてあげなさい!! キリじろう わっかりました〜〜 [[…]
その4:病院を受診したけど、原因がわからないと言われた
病院の検査は、レントゲンやMRIで構造上の問題や数値で見える問題しかわかりません。
だから、原因不明と言われても、それ以外の問題であれば原因不明とされてしまいます。
ぬけぬけ病の場合、脳の構造上の問題ではなく機能の問題になると思います。
もしかすると、今の医療技術では見えない構造上の問題があるかもしれません。
そればかりは分かりません。
ですが、一応最初は、整形外科や脳神経外科の受診をオススメします。
他の原因があるかもしれませんので。
それでも原因がわからない場合、ぬけぬけ病の可能性がグンと高まります。
その5:「気持ちのせいだ」「メンタルのせいだ」と言われたことがある
これが一番きついですよね。
気持ちで感覚が変わることももちろんあります。
イップスと言われている症状の一部と分類されることもあり、
気持ちの問題と言われますが、
きっかけが気持ちから始まる場合と、
きっかけが身体の問題から始まる場合とがあります。
野球のイップスなどは、頭部へデッドボールを当ててからといったような恐怖体験が先にあってイップスになります。
これはきっかけが恐怖体験。気持ちスタートです。
ぬけぬけ病の場合は、
身体の問題から始まって、悩んで悩んで気持ちまで暗くなる。
身体スタートなんです。
それが大きく違うところ。
だから、気持ちの問題も少しはあるかもしれませんが、
多くは、身体の問題を解決していくことで解消されていきます。
その6:上りより下りの方が症状が出やすい
カーブの走り方が直線の時と違うように、上り坂や下り坂も走り方が変わらないといけません。
これも案外知られていないので、練習していない選手が多いです。
ここでは簡単に説明します。
上り坂は、力を入れて走る。
下り坂は、力を抜いて走る。
ぬけぬけ病の選手は、力を抜くことが苦手です。
だから、下り坂が苦手です。
練習で下り坂は避けてくださいね!
その7:3000m以上で違和感が出現する
この3000mはぬけぬけ病の特徴的な距離です。
なぜ3000mで症状が出やすいのかは、分かりません。
ある程度の予測はできているのですが、しっかりと研究しなければいけないところかと思います。
特に多いのが、5000mを走る時の3000m。
これが圧倒的に多いです。
何が隠されているのでしょうか・・・。
これは今後解明していきたいと思います。
いくつ当てはまりましたか?
1つも当てはまらなかった方
ご安心ください。ぬけぬけ病の可能性は低いです。
2つから4つ当てはまった方
もしかしたらぬけぬけ病の可能性があります。
気になる方は、お早めにご相談ください。
5つ以上当てはまった方
ぬけぬけ病の可能性が高いので、今すぐご相談ください。
もちろん相談は無料です。
早めに改善しなければ、どんどん筋力低下して改善までの時間がかなりかかってしまいます。
休めば良くなると思って、ただ休む人もいますが、その間にきちんと筋トレをしなければいけません。
そして、筋トレをする部位や負荷量などがとても大事になってきます。
ぬけぬけ病に効果的なトレーニングを、分かりやすく解説しています↓
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それではまた!!