ぬけぬけ病を改善するためには、この3つをしてください!
✅土台を作る
✅個別に必要な筋力をつける
感覚をリセットする
長距離陸上選手に発症する局所性ジストニアのぬけぬけ病になった人のほとんどは、
自分の感覚と、実際の身体との間で大きなズレが生じてしまっています。
そして、
その感覚のズレは、自分一人では確認しようがない部分でもあります。
だから、とても難しいんです。
例えば、まっすぐ立っているつもりでも、重心が左に偏ってしまっていたりします。
ひどい人は、重心が左にあるのに、頭の中で感じているのは、右側に重心があると思ってしまう場合があります。
わからない人は、体重計を2つ並べて、足を片方ずつ載せてまっすぐ立ってみてください。
かかる力が左右違いませんか?
それだけ自分の感覚は曖昧ということです。
土台を作る
この「土台を作る」というのは、自分一人でもできることになります。
ここでいう土台とは、主に、
骨盤です。
足を動かすときに骨盤が動いてしまう人がほとんどです。
このように土台となる骨盤がグラグラしてしまうと、
足をうまく使うことができません。
せっかく筋トレで筋力がついたとしても、
その力を使うための土台がぐらつくことで、100%の力を発揮することができなくなるんです。
だから、まずは一人でできるトレーニングとして土台を鍛える基礎筋トレを推奨しています。
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これから色々な基礎筋トレ動画もYouTubeへ載せていきますので、
ぜひチャンネル登録お願いします。
下記の動画は、一番最初に鍛えていきたい腸腰筋の筋トレです。
筋トレは形が全てですので、
フォームを意識してください。
あと、土台で必要なのは、
下腹部(腹横筋)や臀筋群、ハムスト近位部などあります。
これらも動画を撮りますね。
もうしばらくお待ちください。
個別に必要な筋力をつける
感覚をリセットできて、土台がしっかりしてきたら、
そこからようやく個別の筋力トレーニングの開始です。
ここまできている方は、あと少しです!
土台ができた上で、問題となりやすい筋肉としては、
ハムストリングス、長短腓骨筋、内外腹斜筋などです。
これは、本当に人それぞれなので、むやみやたらに筋トレしないでくださいね。
筋力が間違った場所についてしまった場合、取り戻すためにまた余計に時間が必要になります。
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この記事に詳しく書いていますので、まだ読んでいない方は、先に読んできてくださいね。
大切なのは、筋力のバランスです!
まとめ
ここまでの流れが、ぬけぬけ病を完治させていく大まかな流れです。
これをできれば、改善にグッと近づきます。
と言っても、まだまだ、私の経験則の話になりますので、これが全てではありません。
今、ぬけぬけ病改善の為のデータを集めていますので、
それが集まれば、もっと信頼できる情報となるはずです。
それまでは、この情報を信じるか信じないかはあなた次第です。